| 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
福田内閣に代わり景気対策を最優先する麻生内閣が誕生し、経済成長を目指す政策がとられようとしています。しかし、後期高齢者医療制度、年金記録問題や食の安全・安心など重要課題も山積しています。日本経済においては石油価格の上昇や米金融機関のサブプライム処理による負債などの影響で、原材料の高騰が大きくひびいています。一方、ノーベル物理学賞および化学賞をわが国の4人が同時に受賞されるという朗報もあります。このような状況下で、当協会の恒例の新春講演・交流会では、産業人および教育関係者の進むべき道標をお示し願える3講師にご来駕いただきます。
まず、「持続可能な社会の構築とGSCN活動(グリーンサステナブルケミストリー・ネットワーク)」と題してDIC(株) 小江絋司 社長にご講演頂きます。同社は印刷インキをはじめ有機顔料、合成樹脂、機能製品、電子情報材料などを事業展開されておられます。最近、社名を英文表記とし、ご講演題目の環境問題にも力を入れておられます。平成16年より同社社長を務められ、幅広くご活躍されておられる小江氏のご講演にご期待ください。
鈴木 胖 氏は循環型社会論の第一人者です。兵庫県立大学 副学長として日本の最先端科学技術の創生と将来の人材育成に携わっておられます。ご来聴者にはご講演を通じて先生のご卓見を拝聴し、さらに交流会の場で「地球温暖化防止」の具体的な問題について、胸襟を開いて語り合っていただける好機と存じます。
3人目の講師はパナソニック(株) 副社長 古池 進 氏です。同社は一般家電製品からカメラ、パソコン、カー用品、住まいの設備・建材などの総合メーカでございます。社名をパナソニックと改め、デジタル家電の分野で目覚ましい発展をしておられます。その中核を担われておられるトップリーダーの古池氏より、興味ある話題をご提供いただけるものと期待されます。
毎年のことながら、ご来聴者は「良い講演会だったね」と満足して会場を後にされます。当協会が自信をもって企画開催いたします本講演・交流会に、今年も是非ご参加いたゞきますようお願い申し上げます。
社団法人 大阪工研協会 会長
園田 昇 |